【Zbrush】Zリメッシャー(ZRemesher)でポリゴンを減らす

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先日、ZBrushでダイナメッシュで造形を行うことに関して記事を書かせて頂きました。

先日の記事はコチラ。

Zbrushの解像度機能、マルチレゾリーションメッシュエディティング(Multi-Resolution Mesh Editing)に関して

2017.09.04

ダイナメッシュとはポリゴンを均一にすることによって、ムーブなどで引き伸ばされたりしたポリゴンを解消することが出来る機能です。この機能を使うと、大抵の場合は頂点とポリゴン数が増え、高密度(ハイポリ)のメッシュとなります。

本日はZリメッシャー(Zremesher)という機能に関してです。
これはポリゴンを増やして均一化するダイナメッシュに対して、ポリゴン数を減らして均一化する機能といえます。(Zbrushユーザー間では自動リトポロジーや、自動リトポという呼ばれ方をしたりもします。)

自由に造形を行う過程では、ダイナメッシュは非常に有用ではありますがポリゴン数が多い故に弊害が出ることもあったりしますので、ポリゴン数を減らすことも知っておいたほうが良いと思います。
なので、今回はダイナメッシュに限らず、ハイメッシュのポリゴン数を減らすZリメッシャーの手順などをまとめようと思います。

■ZRemesherを使う準備

まずは、リトポロジー(トポロジーを再構築することを言います。)を行うモデルを用意します。
いつもはDemoHeadなのですが今回は少し気分を変えてDog.ztlを使おうと思います。ロードして、キャンバス内にドローをして、3Dエディットモードに入ります。

モデルを高解像度にしておく

今回のモデルはSDivレベルを持たないモデルで比較的、メッシュ(ポリゴン数)が少ない物なので、サンプル用として2回ほどDivid(ディバイド)してSDivレベルを3まで増やしておきます。
これでメッシュが滑らかになりました。

せっかくSDivレベルを増やしましたが今回は不要なので1回削除してしまいましょう。[Del Lower]を実行することでSDivレベルの1と2を削除することが出来ます。

これでとりあえず準備OKです!

サブツールの複製

ZRemesherを使う場合など、大きくモデルの構造を変化させる場合、バックアップを取る事が大事です。もし失敗しても複製元の物があればそこからやり直せます。
また、このZRemesherに関して言えば、バックアップというだけでなくハイメッシュのディティールを転写するのに良く使います。なので元のデータは大事になります。

複製の仕方は、Subtool内のDuplicateのボタンをクリックになります

■Zリメッシャー(ZRemesher)を使う

リトポしたいメッシュをSubToolから選択して、[Geometry]の中の[ZRemesher]の項目を選択して、メニューを開きます。

使い方は基本的には一番大きいZremsherのボタンを押せば機能は起動します。とりあえず実行してみましょう。(CTRL+Zで戻せます)

とりあえず、ポリゴン数を減らすことは出来ました。ただ・・・実行結果のモデルを正面から見ると左右で非対称なのに気が付きました。

これはこの先の左右対称に作っていくのに都合が悪いですね。1回CTRL+Zで戻ってからやり直しましょう。

左右対象になるようにZリメッシャーを実行する

左右対称になるようにするには、シンメトリー機能(Activate Symmetly)をONにしてZリメッシャーを実行するだけです。キーボードショートカットのXを押して機能をONにしたらZRemesherボタンを押します。

これで左右対称にポリゴンの削減ができるようになりました!

シンメトリー機能に関しては、こちらにも扱っておりますので興味ある方はご覧になってください。

Zbrushの左右対称機能

2017.09.07

■ZRemesherでのポリゴン数の調整

ZRemesherの機能ではポリゴン数を減らす為の調整設定がいくつか行う事ができます。3種類ありますのでそちらの各設定についてです。

・Target PolygonCount

メニューの中にTarget Polygons Countの項目があります。
この機能を使うことで大体ですが、狙ったポリゴン数にリトポロジーを行う事が出来ます。

スライダーやTarget Polygons Countの数字を変更することで、狙うポリゴン数を変更できます。基本的に1が1000ポリゴンを表していますので、初期設定の5だと5000ポリゴンを目指してリトポロジーを行うことになります。

・Half

ボタンをONにしてZRemesheを実行すると元のポリゴンの半分を目標にリトポロジーを行います。

・Same

ボタンをONにしてZRemesheを実行すると元のポリゴンと同数を目標にリトポロジーを行います。

・Double

ボタンをONにしてZRemesheを実行すると元のポリゴンの2倍を目標にリトポロジーを行います。

基本的に削減していく機能なのですがこのボタンに関しては2倍にするという珍しい感じの機能があります。あまり使う機会はないかもしれませんので頭の片隅に置いておくくらいでいいかもです。

■Zremesheガイドを使う

このZRemesherは自動でポリゴン数を減らし、トポロジーを再構築してくれる便利な機能ですが自動故に狙ったトポロジーの流れを作ることが出来ません。
そんな時にこのガイドを使うことである程度のトポロジーの流れをコントロールすることが出来ます。

ブラシのメニューからZremesheガイドブラシを選択してます。

モデル上でカーブを引きます。


今回は、犬の目の形と鼻筋、鼻の形のトポロジーをガイドで引いてみました。
ガイドはいくつも引くことが出来ます。とりあえずガイドを引くことが出来たらZRemesherを実行して結果を確認しましょう。もし結果に不満であるならばCTRL+Zで戻ってガイドを引きなおしたり、Zremesherの設定を見直してやり直します。

結果はこのような具合です。ガイドを引いた目の周りと鼻のところでガイドの影響が効いているのが見てとれるかと思います。

まとめと次回について

とりあえず、Zリメッシャー(ZResmesher)の基本的な使い方はこんな感じです。
手動でリトポロジーとなると凄い苦労を伴いますが、自動でこれだけの精度でリトポロジーをしてくれるのは有りがたいですね。

次回は、Zリメッシャーと合わせて覚えたい機能、「プロジェクトオール(Project ALL)」の機能に関してまとめようと思います。

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